旬とは、野菜・果物が一番おいしくて栄養価が高まる時期のことですね。
汗をかくこの時期に食べたい旬の野菜・果物をご紹介します。
1・ゴーヤ
汗で失われるカリウムも豊富
抗酸化作用や老化防止に役立つビタミンCの他に、ビタミン・ミネラルをバランスよく含みます。
汗で失われやすいカリウムも多く含み、代謝を促進しむくみを解消します。
独特の苦みが食欲を刺激します。
2・なす
体を冷やす作用で夏バテ予防!
紫色の皮には老化防止効果や、抗がん作用で知られるポリフェノールも多く含まれています。
体を冷やす作用が強く、ビタミンB群、C群、食物繊維などが含まれています。
夏場の体力維持には欠かせないでしょう。
3・すいか
疲労回復と利尿作用に効果的
こちらも汗で失われやすいカリウムが果肉や種子に多く含まれています。
疲労回復や利尿作用にも効果が。
また赤い色素には、免疫力アップで知られるベータカロチンと老化予防に効果的なリコピンもたっぷり。
劣化が早いので買ったらすぐに食べましょう。
4・ズッキーニ
ダイエットにも活用したい!
1本あたり約20kcal、低糖質でダイエットにもぴったり。
多く含まれるカリウムには利尿作用があり、身体にこもった熱を取り除く作用があります。
油で炒めて食べると、皮膚粘膜を強くするカロチンの吸収力が高まります。
5・トマト
旬に増える栄養素で抗酸化
夏のトマトは、他の時期に比べてビタミンCが約2倍に!
トマト自身も紫外線から身を守るためにビタミンCを生成するので、抗酸化作用がアップ。
紫外線を浴びることで体内に増える活性酸素を無害化するといわれています。
6・枝豆
もちろんお酒のお供にも!
糖質をエネルギーに変え、代謝を促すビタミンB1の他、たんぱく質やビタミンB2、カルシウム、食物繊維などを多く含んでいます。
たんぱく質に含まれるメチオニンはアルコールの分解を助け、肝機能の負担を軽くします。
7・オクラ
胃腸が弱る夏に食べたい
ネバネバの成分には整腸作用、コレステロールの低下、血糖値抑制などの効果が。
胃粘膜を保護する働きもあるので、食欲不振気味のときは積極的に食べたいですね。
レタスの約3倍含まれるというベータカロチンも豊富です。
夏野菜や果物は、全般的に色が鮮やかで水分量が多く、体内の余分な熱を取り除き水分バランスを整える効果がありそうです。
またビタミン類が豊富なため、身体の機能を正常に保つ働きをしてくれるといえます。
夏野菜を旬の時期に積極的に食べることで、熱中症対策や夏バテ予防にもつながるでしょう。